M-1グランプリ2010を見て

俺採点決勝:
カナリア 見てない
ジャルジャル 94
スリムクラブ 91
銀シャリ 85
笑い飯 91
ナイツ 90
ハライチ 92
ピース 81
パンクブーブー 91

M-1という漫才最高の舞台で、若手のくせに既存の漫才を小馬鹿にしたネタを披露したジャルジャルが最高点。審査員の顔が曇っていくのが爽快で、特に中田カウスの79点が印象的でした。ジャルジャルって絶対漫才嫌いですよね。

ハライチが次点。ネタの完成度が良かったんですが、引っ張りすぎたかなあ。

ナイツは入念にネタを作った感が伝わってきました。例によって全然笑いにつながらないんですが。

ピースが抜けてつまらなかったです。キングコング化しちゃうのかなこの人たち。

俺採点最終決戦:
スリムクラブ 95
笑い飯 90
パンクブーブー 80

スリムクラブは事実上優勝しましたね。客が引きこまれて会場が一体になってました。かつてチュートリアルが優勝したときと同じ感じ。ネタ中に「あーこのコンビが優勝するんだなあ」って思わされました。しなかったんですけど

笑い飯はふつうでした。チンポジ入れてこなかったので俺は幻滅しました。無冠の立場で最終年にチンポジ出して負けて、「やっぱり笑い飯ってすげえなあ、本物の芸人だなあ」って思わせてくれると思ったし、それが許容されるだけの風格と器があるのに。たぶん今年優勝したネタより、去年のチンポジの方が記憶に残ってるんじゃないですかね。

パンクブーブーは同系統のネタだったことだけが敗因じゃなく、ネタとの相性が悪かったです。こういう「前提ひっくり返しネタ」は、ネタ中に「ひっくり返し」のギャップが大きくなっていくのが笑いの肝になります。1本目はそのギャップを堪能できるんですが、これが2本目だと、まだギャップが小さい冒頭で客が「ひっくり返し」を察知してしまい、最初から「どうせ今のこの発言もドンデン返しされるんでしょ」と思われてしまいます。このタイプのネタで同系統2本だと、客は「想像すること、想像をひっくり返されること」に疲れて、爆笑は起こりにくくなるでしょう。スリムクラブも同系統ネタでしたが、あっちは想像を必要とせず「見たままを味わえる」からウケてました。
てか、パンクブーブーはキャラ全盛の近年では珍しく万能型で、他にもネタいっぱいあっただろうに。なんでかぶせたかな。

スリムクラブ、今後の展開を考えないとすぐ消えちゃうだろうなあ。不器用そうだし。
アンガールズとユニット組んで細身4人衆とか、サンドウィッチマンの片割れと顔が似てるからコンビ組むとか、ぜひやめてほしいものです。

あとジャルジャル、いま進んでいるその道で正解です。そのまま頑張って。
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